2015年8月12日水曜日

穂高岳→槍ヶ岳 北アルプス縦走 その1 【1日目 上高地 涸沢ヒュッテ】

自分の会社は7月と8月に電力休暇と言われる平日休みがあり、毎年その休暇を利用して旅行や登山を楽しんでいます。
まあ、その代わりお盆休みは少なめですけどね。

今年はその連休に有給を1日追加して3泊4日の今までで最も長い山行に行ってきました。

挑むのは登山を嗜むなら一回は登ってみたい北アルプスの2名峰、穂高岳と槍ヶ岳!!

その模様をブログ5回くらいに分けて、じっくり綴りたいと思います。

穂高岳(奥穂高岳)
標高:3190m
日付:2015/7/30

槍ヶ岳
標高:3180m
日付:2015/7/31

7/29 上高地BT→横尾山荘→涸沢ヒュッテ(宿泊) 6:50~14:00
7/30 →(ザイテングラート)穂高岳山荘⇔奥穂高岳→涸沢岳→北穂高小屋(宿泊) 5:00→7:40(奥穂山頂)→11:30
7/31 →(大キレット)南岳小屋→槍ヶ岳山荘⇔槍ヶ岳→槍沢ロッジ(宿泊) 5:00→10:40(槍山頂)→14:50
8/1 →上高地BT 5:00→9:30

今回のコースはギリギリ2泊3日でも行けるかな~って思いましたが、初めてのコースで混雑具合や天候次第でどうなるかわからなかったので余裕のある日程を組みました。
結果的には2泊で行けたっぽいですが、この雄大な風景を急ぎ足で駆け抜けるのも野暮なんで、3泊にしてよかったです。

その1は1日目、上高地から涸沢ヒュッテまでをお届けします。

前日、仕事を定時であがり速攻で上高地まで車を走らせ沢渡BT前で車中泊。
当初の予定では新穂高温泉に車をデポして上高地にインする予定でしたが、山行中は天気が不安定な日が多いとの事でエスケープルートが充実している沢渡側に変更。

6:10沢渡発のバスで上高地に入ります。
平日朝一番ってことで人は少なめ。今までは土日の混雑した上高地しか知らなかったので新鮮。

定番の河童橋から穂高岳。
人も少なく涼しい風と梓川のせせらぎが心地良いです。何度来ても上高地は良い場所ですね。

これから登る穂高岳は雲の中ですが、いやがおうにも期待が高まります。



初日は涸沢ヒュッテまでなので、のんびりだらだら散策しながら行きます。

ちなみに北アルプスは2回目、最初はちょうど去年に焼岳から西穂高岳まで西穂山荘1泊で縦走しました。
なので、河童橋より奥に行くのも実は初めてです。

奥に行けば自然の梓川を見れると思っていましたが、資材搬送用の道路等が整備されており、思ったより人の手が入っているのはちょっと残念に思いました。

ハイキングコースの終着地点、「横尾山荘」に到着しました。
いや~、ここまで結構長かったですね。ここまでシャトルバスでも通してくれって意見が多い理由がわかりました。

この横尾山荘以降は登山としては本番、穂高岳、槍ヶ岳、常念岳と各名峰に道は分かれます。
自分も3日後には槍ヶ岳からここに戻ってくる予定です。

自分は穂高岳方面、涸沢カールを目指します。

日本でも有数の岩壁「屏風岩」を横目に歩みを進めます。
すごい迫力ですね。登る人いるのかな?


途中の休憩スポット「本谷橋」です。多くの登山客が休憩していました。
ここまで来ると梓川もすっかり細くなります。

キンキンに冷えた雪溶け水が最高にうまい!!



そして、穂高連峰の袂、涸沢カールに到着!
豊富な残雪、切り立った穂高連峰の稜線。すごい迫力だ!
この豊富な雪が梓川の源なんですね。

そして、この涸沢カールに居を構える涸沢ヒュッテにチェックイン。


早速、常念岳を望む展望テラスで駆け付け一杯!
標高2300mで味わう登山後の生ビールとおでんは格別!ぷっはぁ~うめぇ~。

文明から離れて自然の中に来ているのに、こんな贅沢していいのかな?って若干の違和感は感じますが、まあ旨いものは旨い!ってことでOK!

この涸沢ヒュッテは人気の山小屋で、土日は1枚の布団に2、3人は普通だそうですが、今日は平日ど真ん中ってことで布団1枚に1人とゆっくりできました。

まあ、平日以外にこの山小屋に泊まる気はさらさら無いですけどね。

一日目はこれにて終了。
登山としてはちょっと物足り無かったですが、のんびり行くにはちょうどいいかも。

次回、その2、二日目は涸沢カールを登り奥穂高岳に登頂して、そのまま稜線を通り北穂高小屋に至ります。

つづく!!

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